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仕入れについて書きました!

今回は、僕たちの仕事の重要な部分である「仕入れ」について書いていきます。

お客様に美味しい商品を提供するために、品質の良い魚を仕入れることはとても重要だと考えます。

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皆さんも良い商品を買おうと思ったら、ネットでいろいろ検索したりレビューを見たり、周りの人に聞いたりしますよね。僕たちも良い商品を仕入れるために、毎日が試行錯誤の連続なのです。

僕は普段は富山市にある公設地方卸売市場で仕入れをしているのですが、それ以外にも、富山県内の各漁港の仲卸さんや、お隣石川県の金沢中央卸売市場で仕入れする業者さんと連絡を取って取引をしています。

本当は富山の市場で全て仕入れができれば効率的なのかもしれませんが、飲食店向けの卸売と自社店舗での小売をしているため、お客様の多様なニーズに応えるためにも幅広い仕入れが必要になります。

ただ、漁港など現地のことを電話などで聞いていても、全てを把握できるわけではないので、時間がある時は直接漁港まで仕入れに行きます。

どんな魚がどれくらい獲れているのか、需要の高い、値段が競り上がる魚は何か、逆にお買い得な魚は無いかということを自分の目で実際に確認します。

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それと同時に、いつも電話で短い会話しかできない仲卸さんと、近況を話し合ったり、自分がどんな魚が欲しいかなど、実際に目の前の魚を見ながら話し合う機会にもなります。

以前、石川県の金沢中央卸市場まで仕入れに行ったことがあります。

富山の市場と比べて流通量が格段に多く、富山と全国をつなぐ大事な市場です。
実際に行ってみて、分かることがたくさんありました。

毎日取引している業者さんがどのように仕入れをしているのか見ることができ、その業者さんの仕入先である市場のスタッフの人たちともコミュニケーションが取れました。その後の仕入れのコミュニケーションも確実にスムーズになりましたし、新たに仕入れたい物も見つけることができました。良いことだらけです。行ってみて本当に良かったと思いました。

仲卸さんは多くの取引先を相手にしています。すごく忙しいので、うちのような小さな取引先の内情までは当然考えられません。

なのでこちらの要望を直接現地で伝えることで、普段のコミュニケーションをできるだけスムーズにする必要があります。

例えば、

「この間みたいな〇〇gくらいの〇〇、〇〇円くらいまでなら欲しいのですが、今日はありますか?」

「焼き魚になるもの何か欲しいです。この間は〇〇を買いましたが、それ以外で何かありますか?」

「そういえばこの間、〇〇がありましたが、値段はどんなもんでしょうか?」

など聞くことができます。

また、仲卸さんが仕入れる状況を直接見ることで

「こういう風に発注すれば、仲卸さんが仕入れしやすいだろうな」とか

「こう言えばこちらの意図が伝わりやすいな」

と気づくことができて、普段の発注での言葉を慎重に選ぶようになります。そうすることで、お互いの発注ミスを防ぎ、自分の仕入れたい商品を的確に用意できるのです。
こんな感じで、取引する相手の状況も考えながら、こちらの要望を伝えることを大事にしています。

 

ここまで仕入れについて書いてみましたが、僕たちが仕入れに懸ける思いが少しでも伝わったら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m



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